赤宿 = Red Inn

素人の試行錯誤と2Dゲームプログラミング

論理以前? Before Logics?

 脱線しながら書きました。

『論理』が重要だとよく聞ます。論理を学ぶことができるため、英語やプログラミングを勉強するのが良い、とも言われています。

 では、その重要とされる『論理』とは何なのでしょうか。ネットの解説を読みましたが、内容が限定され過ぎていたように思います。同値表現は得られませんでした。

脱線: 言葉との付き合い方

 元々、言葉とはそういうものかもしれません。人の持つ概念を丸ごと受け取るのは難しいため、自分で得た概念を言葉にマッチさせざるを得ませんし、その方が、自身も得でしょう。自分なりの理解を確立した上で、人の視点もトレースできれば理想的だと思います。

 概念の方が肝心なので、その言葉が何を意味するか『べき』かは、ある意味重要ではありません。自分にとって役に立つように扱って、定義は後回しで良い、という気持ちでいます。

『論理』を四つに分類してみた

 さて……。自分では、『論理』を四つに分類してみました。これも本題とは関係ありませんが、寄り道します。集合、手続き、推論、文脈/文化的態度に分けました。

 集合とは、命題の論理関係と、それらを視覚的に表すものです。専門的なことは知りません。手続きとは、アルゴリズムです。僕は一言で説明できません。推論とは、与えられた状況から可能性を絞ることです。物語を書くのにも使えます。分脈/文化的態度とは、常識とされる教養的な振る舞いです。日本と世界ではズレがあるようです。

 以上、『論理』という概念を、自分なりに解いてみました。もっと良い認識があるかもしれませんね。

 追記: 文章の論理は、n段論法に集約できるかも知れません。これで分類は5つですね。

『論理』以前で引っかかっているかも?

 本題ですが、あえて具体的なところから始めます。『黒玉と白球が両方入っている箱が3個以上』を『黒球が入っている箱と白球が入っている箱の両方が共に3個以上』と曲解する人が何人もいました。言葉が読めておらず、読み直しても気づかないようです。

 論理以前に、思考のレイヤが問題になっていないかと考えました。思考のレイヤが言葉だけだと、『意味や構造を考える』のではなく、『言葉を考える』傾向があり、錯誤しやすいのではないかと。

『言葉を考える』例を挙げます。最近見つけたものは、『宵闇(の時間)を襲う』という言葉遣いがあります。『を』は対象を指すので、『宵闇に襲う』でなければ、意味が分からないのでは、ということです。慣用的には正しいのかもしれませんが……。この違和感が無い場合、『言葉を考える』傾向にあるのではないかと思います。(四次元座標をポイントしているなら別ですが)

 続いて、『意味や構造を考える』例を挙げます。

『if and only if』(iff)と言う英語表現があります。前後に命題を配置すれば、『A if and only if B」という形になります。日本語では、この論理を言葉にするのは難しいですね。

 集合の記号で表すと『⊇ and ⊆』となります。同値ということですね。if, only ifは、論理的ですが、日本語に直すと直感的でないため、図を書きながら元の表現を理解すると良いと思います。

 このように、英語を使うと、必然的に『言葉を考える』のではなく『意味や構造を考える』ことになります。和訳や英訳の際も、自身が、言葉よりも下のレイヤでものを考えていることが感じられるでしょう。

まとめ

 論理が分からないのではなく、言葉が分からないのかもしれない。つまり、『言葉を考える』状態だと、反射的に意味を捉えるために、論理を表す言葉を理解するのが難しいのかもしれない。ということでした。

追記: 日本語文法

 僕の場合は、英語のおかげで言葉の感覚が回復しました。(たぶん)。日本語の構成に自覚的になることでも、同じ恩恵が受けられたはずです。検証目的で、この『よく分からない』母国語の文法の本をポチったところ、いいことが書いてありました。

 主題と解説、命題と陳述、主語と述語、格助詞と成分……。この辺りの判別ができると、文章を解析的に見られて面白いかもしれません。活用形なども考え始めたら、オタクですね! (褒め言葉だと補足しないと誤解されそうですが)。